2023年前期のNHK朝ドラ【らんまん】がいよいよ4月3日からスタートします。
主人公の植物学者・槙野万太郎(まきのまんたろう)役を務めるのは神木隆之介さん。
タイトルの【らんまん】とは春爛漫(はるらんまん)、そして天真爛漫(てんしんらんまん)からきています。
SNS上では「らんまんって実話?」「真実が原作なの?」といった疑問の声が多くあります。
そうなると脚本や原作が誰なのか?
気になりますよね。
そこで今回は【らんまん】の脚本・原作は誰なのか?
プロフィールや代表作は?
朝ドラの題材に牧野富太郎を選んだ理由は?
【らんまん】についてSNSでの声は?
植物学者・牧野富太郎はどんな人物?
などについてまとめていきます。
Contents
【らんまん】朝ドラの脚本・原作は誰?
【らんまん】のモデルは、日本の植物学の父と言われる牧野富太郎さんです。
原作はありません。
【らんまん】は、明治から昭和にかけての激動の時代の中で、ひたすらに愛する草花と向き合い続けた、牧野富太郎さんの波瀾万丈の物語で、脚本を長田育恵(おさだいくえ)さんが担当しています。
【らんまんについてもっと知る】
プロフィールや代表作は?
脚本家・長田育恵さんのプロフィールは
・東京都大田区出身で1977年5月18日生まれの現在45歳
・早稲田大学在学中よりミュージカルの脚本・演出などを皮切りに戯曲を中心に活動開始
・2008年 戯曲「カシオペア」にて井上ひさし氏の個人研修生に採用される。以降、井上ひさしに師事
・2009年に劇団てがみ座を旗揚げ
・以降、ミュージカル・舞台・ドラマ執筆活動中に岸田國士戯曲賞をはじめとする数々の賞を受賞
・2023年前期朝ドラ【らんまん】の脚本家に選ばれる
長田育恵さんのテレビのドラマ脚本はほとんどがNHKのドラマとなっています。
代表作としては
・マンゴーの樹の下で〜ルソン島、戦火の約束〜(2019年)
・すぐ死ぬんだから(2020年)
・流行感冒(2021年)
・群青領域(2021年)
・旅屋おかえり(2022年)
「流行感冒」については東京ドラマアウォード 単発ドラマ部門 優秀賞も受賞しています。
朝ドラの題材に牧野富太郎を選んだ理由は?
朝ドラの題材に牧野富太郎を選んだ理由を長田育恵さんは以下のように説明しています。
題材を問われ、真っ先に浮かんだのが牧野富太郎の大きな笑顔でした。
世界規模での感染症流行の渦中、この先に広がる世界を思い描いたとき、もう少し風通しがよく、もう少し優しい、ひとりひとりの多様性が尊重される価値観が求められていくのではないかと想像したからです。
出典:NHK らんまん
12年ほど前に舞台美術の方から
「長田さんはいつか牧野富太郎を書くといいよ」
と言われていたそうです。
題材を問われたときにふとその時の記憶が蘇ってきたといいます。
【らんまん】についてSNSでの声は?
【らんまん】についてSNSでの声は
脚本の長田育恵さんと主演の神木隆之介さんへの期待の声が多くみられました。
植物学者・牧野富太郎はどんな人物?
牧野 富太郎は、日本の植物学者。
「日本の植物学の父」といわれ、多数の新種を発見し命名も行った近代植物分類学の権威であります。
牧野 富太郎は1862年、現在の高知県佐川町に生まれました。
独学で植物の知識を身につけ、上京後は東京大学理学部植物学教室に出入りし、植物の研究に没頭。
1889年、ヤマトグサを日本人として初めて新種登録。
牧野 富太郎が命名した植物は約千五百種類にのぼります。
富太郎を支えたのが妻の寿衛子(すえこ)さん。
富太郎が全国を駆け回って送ってくる大量の押し葉を乾燥させるのが家族の役目でした。
練馬区にある邸宅跡には牧野 富太郎の銅像がありますが、その胸像を囲むように生えているのがスエコザサ。

牧野 富太郎が発見したアズマザサの変種で、亡き妻への感謝を込めて名づけたそうです。
まとめ
では今回の内容をまとめてみます。
・【らんまん】の脚本は長田育恵さん、原作はなしのオリジナルストーリーとなっている
・長田育恵さんはミュージカル・舞台・ドラマ執筆で活躍している脚本家で、2021年のドラマ「群青領域」などの脚本を手掛けている
・朝ドラの題材に牧野富太郎を選んだ理由は、真っ先に浮かんだのが牧野富太郎の大きな笑顔だったので
・【らんまん】についてSNSでの声は、脚本の長田育恵さんや主演の神木隆之介さんへの期待の声が多くみられる
・植物学者・牧野富太郎は「日本の植物学の父」といわれ、多数の新種を発見し命名も行った近代植物分類学の権威である
脚本家の長田育恵さんはこのドラマの制作にあたって
「ありのままの生を見つめる明るい眼差(まなざ)しと、植物が光に向かうような生命力、そしてひたむきに何かを愛する心が、観てくださる方の今日を彩ることを願っています。」
とコメントしています。
コロナについてもだいぶ落ち着いてきています。
今後の新たな時代をとらえるようなドラマとなってほしいものですね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。