ヤクルトの村上宗隆選手が9月13日のジャイアンツ戦でシーズン55本塁打
をついに達成しました！
1964年の王貞治さん以来58年ぶりの快挙で、日本人最多タイ記録となり、
2013年のヤクルト・バレンティン（60本）に次ぐプロ野球歴代2位
タイに浮上しました。
この快挙にツイッターでは「村上55号」が瞬く間に世界トレンド1位まで浮上。
ヤクルト球団もこの快挙に神宮球場で行われる試合で56本目以降の
ホームランが出れば、上限1億円で家を贈呈するといったホームラン賞を
準備しています。
日本では村上宗隆選手の話題でもちきりですが、メジャーではどう評価
されているのでしょうか？
気になりますよね。
そこで今回は村上宗隆のメジャー評価はロックスター並みなのか？
メジャーへの移籍の意向はあるのか？
メジャー移籍はいつから可能？
SNSでの反応は？
などについてまとめていきます。
Contents
村上宗隆のメジャー評価はロックスター並み！？
村上宗隆選手の年棒は高卒5年目にしてすでに2億2000万円の評価となっています。
メジャーで活躍した野手、イチローや松井秀喜が同じ高卒5年目にして年棒1億6000万円
だったことを考えると、すでに二人のスーパースターを超えています。
また現実味を帯びている令和初、史上最年少のの“三冠王”、を狙える位置にあり、
もしかすると五冠王も獲れるのではないかとの期待もあるのです。
これだけ日本球界でニュースになっている村上宗隆選手ですが、メジャーでは
現在どのような評価となっているのでしょうか？
MLB（メジャーリーグベースボール）の公式サイトでヤクルト・村上宗隆選手の特集記事
を書いたMLBネットワークのパーソナリティをつとめるジョン・モロージ記者によると
元パドレスで現在はヤクルトに所属するキブレハン選手が
「謙虚で礼儀正しい。
まだ若いのに、日本中に旋風を巻き起こした。
村上のユニホームがあちこちにある。
村上の姿を一目見ようと、ホテルで待っている人たちもいる。
まるで、ロックスターと一緒にプレーしているようだ」
出典：日テレNEWS
MLB公式サイトで村上宗隆の特集記事！
またヤクルトの守護神マクガフ投手は昨シーズンの時に、
「村上宗隆から目を離すな。彼はメジャーリーガーになる」
と言っていたことを紹介しています。
米野球専門サイト『Fan Graphs』においては
「変化球や緩急をつけたボールの見極めが素晴らしく、体重を後ろに乗せ、
持ち前の強さで逆方向へ打つこともできる。フレディ・フリーマン（ロサンゼルス・ドジャース）とスタイルが似ている
ところがある」
総合スポーツメディア『Sporting News』においては
「日本のセ・リーグ、ヤクルトスワローズでプレーする22歳の三塁手
であるムラカミは、天性のパワーの持ち主で、2017年のNPBドラフトで
1巡目指名をされて以来、『世界第2位』とされるNPBで149本
（※記事の出た現地時間８月25日時点の数字）のホームランを記録。スムーズなスイングと全方向に飛ばせるパワーに恵まれたムラカミは、
間違いなくNPBで最高のバッターだ」
出典：THE DIGEST
“王超え”も狙える村上宗隆。米メディアも愕然とさせる10冠スラッガーはいつMLBに？
と評価されています。
実際のメジャーのスカウトは
「逆方向へ打てるパワーとハイアベレージを残す確実性も併せ持っている。
（仮にメジャー挑戦を決断すれば）獲得に手を挙げる球団は多いはず。
長打のみに固執せずチーム内での役割を理解し、遂行できれば結果も
残せるのではないか」
（MLBアジア地区担当スカウト）
出典：AERA dot.
秋山、筒香の苦戦でMLBでの「日本人野手」の評価下落 村上宗隆の現状の“査定”は
また現在、メジャー活躍中のダルビッシュ投手は
「本当にすごい待ち望まれていたというか、日本人で王さんの
記録に並ぶ、超える人はなかなか出ないと思っていたので、
そういう選手が、ああいう年齢で出てきたというのは、
すごく日本球界にとって大きいことだと思うし、
いつかメジャーに来ると思うので、こっちでも打ってほしいなと思います」
出典：スポーツ報知
ダルビッシュ有がヤクルト・村上宗隆にエール「いつかメジャーに来ると思うので、こっちでも打ってほしい」
とエールを送りました。
既にヤンキース、マリナーズのスカウトも視察に来ており、村上選手への
評価の高さが伺えます。
村上宗隆はメジャーへの移籍の意向はあるのか？
MLBの規定の関係上、村上宗隆選手のメジャー移籍については現状は厳しいようですが
村上宗隆選手自身は移籍についてどのように考えているのでしょうか？
今年1月のテレビ番組「千鳥のスポーツ立志伝」で、メジャー意向を問われた村上選手は
「そのステージに立ちたい思いはある、考えているけど、今ではない。
もちろん…挑戦できる選手って少ない。
プロ野球の中でも権利与えられるっていう選手は少ないんで。
もちろんそのステージに立ちたいなっていう思いはありますけど、
まだ今は下積みでしっかり練習して頑張りたいという思いです」
出典：スポニチ
ヤクルト村上 メジャーへの思い
と語っています。
高津臣吾監督からも、
「外に目を向けるのは大事なこと。メジャーを目標に頑張りなさい」
とエールをうけています。
メジャー移籍はいつから可能？
気になる村上宗隆選手のメジャー移籍ですが、現在高卒5年目の村上宗隆選手が、
メジャーに移籍するための方法は3つあります。
➀海外FA権を行使する
➁ポスティング制度を利用する
➂自由契約になる
➀の制度を活用した場合、現状の制度で海外FA権を獲得できるのは、
順調にいっても6年後の2028年。
FA権を行使できるまでに年数がかかりますが、この場合、メジャーの
どんなチームでも契約することができます。
この制度を活用してメジャー移籍した選手には
・松井秀喜
・新庄剛
などがいます。
➁のポスティングシステムとは、海外FA権を持たない選手がメジャーリーグ
に移籍する方法です。
ただ一つ条件があり、それは所属している日本の球団からの許可が必要で
あるということです。
所属する球団が移籍を認めれば、対価となる譲渡金を設定してメジャー・
リーグの球団に告知（ポスティング）します。
交渉期間は、メジャーリーグに申請してから1カ月と決められています。
交渉はメジャーの球団と選手が直接おこなうことになります。
この制度を利用しメジャー移籍した選手には
・大谷翔平
・イチロー
・松坂大輔
などがいます。
但しその後のポスティングシステムの制度が変更され、、25歳以前に渡米しても
マイナー契約しか結べないようになりました。
そうすると球団からすれば、取られ損となる自由契約によるメジャー移籍より、
高額な譲渡金が入る25歳を満了してのポスティングシステム移籍を歓迎するのが
自然な流れでしょう。
早生まれで22歳の村上宗隆選手は2025年の年明け早々に26歳を迎えます。
そうなると2025年のオフシーズンにメジャーへ移籍するのが一番有力だと
思われます。
➂は日本の球団を退団して、メジャーリーグと契約を結ぶ方法です。
この制度によるメジャー移籍は村上選手、球団ともにメリットがあまり
ないので、活用されることはなさそうです。
この制度を利用しメジャー移籍した選手には
・井口資仁
・桑田真澄
などがいます。
【メジャー移籍の可能性が高い選手についてもっと知る】
佐々木朗希にメジャーの反応が凄いのは？メジャーリーグへの挑戦はいつ頃に？
山本由伸、メジャーへの挑戦志向は？現実的なメジャーへの移籍はいつ頃になる？
村上宗隆のメジャー移籍にSNSでの反応は？
村上宗隆選手がメジャー移籍することについてツイッターでは
大谷翔平がMLBでMVPとって、新庄剛志が監督就任でムーブメント
巻き起こして、佐々木朗希が13者連続三振＆28年ぶり完全試合を
同日達成して、坂本勇人がけつあな確定して、村上宗隆が55号
到達＆三冠王目前ってとんでもねぇ時代の中に居るな。野球離れなんかしてる場合じゃないぞ！！！
弱冠22歳のヤクルト村上宗隆選手が2本塁打を放ち1964年に
王貞治選手が記録した日本人最多55本塁打に並んだ。早くも通算159本。
メジャーに移籍しても打ち続けたら生涯本塁打は一体どうなるのか。
破るのは絶対不可能と言われる王さんの868本にどこまで迫るのか。
恐ろしい打者…
MLB公式サイトがヤクルト村上宗隆を特集「ロックスターのよう」
“村神様”の愛称も詳細に説明
と村上選手のメジャーでの活躍と野球の楽しさを伝える声が多いように感じました。
【村上宗隆選手についてもっと知る】
まとめ
では今回の内容をまとめてみます。
・村上宗隆選手のメジャー評価はロックスター並みとは現在のチームメイトの
キブレハン選手が言っている
またメジャーの公式ページでも特集が組まれている
・村上宗隆選手は将来的にはメジャー移籍を希望している
・メジャーへの移籍はいつでも可能だが、現実的には2025年のオフシーズンが有力
・SNSでのファンの反応は村上選手のメジャーでの活躍を期待している声が多い
村上宗隆選手は実力と共に野球へのプロ意識も非常に高くもっており、また自身の
野球に対し、可能性も高く感じていることが、今回の王貞治さんのホームランの記録
に並ぶことができたと思われます。
現在の日本球界での記録はバレンティン選手（ヤクルト）が2013年に60本の
ホームランとなっています。
ヤクルトのレギュラーシーズンは、残り15試合。
本日9月16日からは怒とうの10連戦が始まりますが、村上選手がどこまで記録を
伸ばせるかも注目ですね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
