水曜ドラマ『ファーストペンギン！』（日本テレビ系）が、10月5日よりスタートしました。
タイトルの「ファーストペンギン」とは、どんな敵がいるかわからない海に、
勇気をもって最初に飛び込み仲間たちを先導するペンギンのことをいいます。
実話を基にしたストーリーで、奈緒さん演じるシングルマザーの
岩崎和佳（いわさきのどか）が、経営難に苦しむ漁師たちと出会い、
古い常識や慣習を次々と打ち破りながら漁船団を立て直す姿を描きます。
実はこのドラマは実話が元になっているのはご存じでしたでしょうか？
そうなるとこの主人公を含めてどんな人たちが関わっているのか？
気になりますよね。
そこで今回は「ファーストペンギン」ドラマは実話なの？
「ファーストペンギン」の舞台となったところは？
モデルとなった人物は？
「ファーストペンギン」についてのSNSでの声は？
などについてまとめていきます。
「ファーストペンギン」ドラマは実話？
ドラマが掲げるキャッチコピーは
「ウソみたいに爽快な、ホントのお話」
この主人公のモデルとなった人物は坪内知佳（つぼうちちか）さん。
坪内さんがなぜファーストペンギンになれたのか？
それは萩大島の第八新生丸の船主と船団長をしていた長岡さんからの依頼でした！
ここの漁業では海で魚を取れる量が少なくなっていること、魚をとるだけでなく
他に何かをやらなくてはとの危機感がありました。
そこで大島で翻訳とコンサルティングの仕事をしていた坪内さんに白羽の矢が立ちます。
そこでの依頼は月に3万円払うから新規事業を考えて欲しいとのこと。
漁業という全くの未知の仕事であるので、当然躊躇されてもおかしくないと思います。
しかしこの依頼にワクワクしたという坪内さん。
2011年には約60人の漁業者の代表となり、船団丸ブランド第1号の「萩大島船団丸」
を立ち上げます。
農林水産省に6次産業化（第一産業が加工、流通などもおこなう経営）の認定を申請。
その内容は主力であるアジとサバはこれまで通り萩の市場へ出荷するが、網にかかった
スズキやイサキなどほかの魚は船団丸ブランドの鮮魚セット「粋粋(いきいき)BOX」と
して漁師自らが詰め合わせ、消費者へ直接販売する、というものです。
「粋粋BOX」の出荷が軌道に乗るまでは苦労の連続でした。
何より魚を獲って市場に卸すだけでよかった漁師たちが、商品の箱詰めから伝票書き、
梱包などの作業を顧客が求めるクオリティで取り組むのは至難の技。
また漁業や関係者からは想像以上の抵抗が起きます。
時には坪内さんと長岡さんが意見の相違で激しく言い争い、取っ組み合いの
ケンカまでした日もありました。
言いたい文句は山ほどあったが、漁師たちにいきなり高いレベルを求めるのは
酷だというのは坪内さんもよくわかっていました。
そこで「こうしたほうがいい」と感じる理想の形があっても、いきなり100％の
完成を目指さず、「今日はこれができたらいいよね」という心構えで一つ一つ、
課題に取り組んでいきます。
こうした地道な努力が実を結び、坪内知佳さんが考案した「粋粋BOX」は、
漁師さんたちが獲れたばかりのお魚を、船上で自らさばき丁寧に箱詰めし
、最短8時間というスピードで消費者に届くシステムを完成させたのです。
自家出荷を開始して、漁業との調整や出荷ルートの確保、販売開拓までを手掛けた
ことで、全国の漁業関係者より注目をされます。
2014年に株式会社ＧＨＩＢＬＩとして法人化、海洋環境保全にも取り組んでいます。
現在の活動は衰退しつつあった大島の漁業を見事に復活させただけでなく、
その成功モデルを全国へ水平展開する事業へも進出。
全国各地で講演会やセミナーも開催されています。
この活躍にメディアも注目し
2013年 日本テレビ「NEWS ZERO」「News every.」
2015年 テレビ朝日「夏目と右腕」
2017年 テレビ東京「カンブリア宮殿」
2018年 テレビ朝日「激レアさんを連れてきた」
2018年 TBSテレビ「中居正広の金曜日のスマたちへ」
2018年 テレビ朝日「日本のチカラ」新聞
2021年 フジテレビ「奇跡体験!アンビリーバボー」
などのテレビにも出演します。
直近では日本テレビ「スッキリ」で特集が組まれていました。
また日経新聞、朝日新聞、プレジデントWOMANプレミアなどの新聞・雑誌・
ニュースサイトで話題となっています。
「ファーストペンギン」の舞台となったところは？
ファーストペンギンの舞台になっているのが、山口県萩市にある大島です。
人口は700名程で、約半数の方が漁師をして生計を立てています。
県内離島中ではトップの漁獲高を誇っています。
また、葉たばこ、ブロッコリーの生産も盛んで、農業の島としても注目
を集めています。
ただし実際のドラマのロケ地の島は、大島ではなく千葉県いすみ市にある
大原漁港と近くにある岩船出張所で主に撮影されているようです。
モデルとなった人物は？
モデルとなっている人物は坪内知佳さん。
坪内知佳さんは1986年生。福島県生まれの現在36歳です。
2005年に名古屋外国語大学に進学。
19歳の時に化学物質過敏症と診断されます。
20歳で大学を中退し結婚。
そして21歳で男の子を産み、夫の地元である山口県萩市大島に移住します。
その後離婚し2歳の息子を育てるシングルマザーとなるのです。
その頃に船団長の長岡さんと知り合います。
坪内さんは、島の生活や地元の島の人々と触れ合っているうちに、人間らしいとは
これだなあと思ったことが仕事を手伝う、大きな理由だとコメントしています。
また自身の化学物質過敏症などからくる体調不良に悩まされいたので、食への
関心が高かったこと。
そして島の漁業に携わる人たちが高齢化して、漁業が衰退していくことを
何とか立て直したいとの思いから、この仕事に携わるようになるのです。
坪内知佳さんを奈緒さん、船団長の長岡さんを堤真一さんが演じます。
今回のドラマ化で自身を奈緒さんが演じることについて
今回、奈緒さんに演じていただけることがとてもうれしいです。
私自身も、すごく背中を押してもらっていますし、勇気や元気を
いただいています。私が大切にしたいと思ってきた価値観に共感して、理解してくだ
さっているということも、本当にうれしいなと思います。私が「そうありたいな」と思って大事にしてきたことを、すぐに
理解してくださった奈緒さんだからこそ、すてきな役を演じて
くださるんだろうなと思いますし、きっと面白いドラマになる
んだろうな、とも思っています。
出典：ORICON NEWS
奈緒、演じる主人公のモデル・坪内知佳さんと初対面に感激「“運命”を感じています」
と語っています。
またAERA日本を突破する100人、日経ビジネス2017年最も影響のある
「次代を創る100人」
などにも安倍総理やトランプ大統領とともに選ばれています。
【「ファーストペンギン」についてもっと知る】
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「ファーストペンギン」岩崎進役の子役は誰で役柄は？経歴もご紹介！
「ファーストペンギン」についてのSNSでの声は？
このドラマの1回目の放送を見た人は、ツイッターで
奈緒ちゃんがスカッとジャパン並のキレっぷり発揮しててヤバいww
#ファーストペンギン 素晴らしい初回だった。
"思考停止的な男性社会・既得権益と戦う"というテーマだけでなく、
綺麗事に終わらない「持続可能性」を描く名作の予感。学生時代の屈辱と地続きに演じられる童顔で、熱くかつ滑舌良く
啖呵を切れる奈緒さんじゃないとできない役だ…キャスティングに大納得。
今クールのドラマ、はじまったばかりだけど「ファーストペンギン」
すごく面白かった。1話だけだけど凄いドラマになる予感。
と高評価の意見が多くみられました。
【10月より放送開始するドラマについてもっと知る】
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まとめ
では今回の内容をまとめてみます。
・「ファーストペンギン」ドラマは実話にもとずく話で、漁業の改革をしていく
内容である
・「ファーストペンギン」の舞台となったところは、山口県萩市にある大島である
・モデルとなった人物は坪内知佳（つぼうちちか）さんで、」船団長をしていた長岡
さんからの依頼で漁業に携わるようになった
・「ファーストペンギン」についてのSNSでの声は、また2回目の放送に期待している
との高評価な意見が多い
Huluでドラマ「ファーストペンギン」をみる
このドラマのおかげで今後、古い体質の各地域の漁業の見直しが期待できそうですね。
坪内知佳さんの夢は、47都道府県にこの船団丸を展開して、全国の漁師たちと手を
取り合って日本の漁業全体を良くしていくことです。
その夢が叶うように期待をしながら、毎週ドラマの成功も願いたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
