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ブレットトレインのロケは本物の新幹線で撮影した?ロケができた映画、ドラマがある?

2022年3月5日

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伊坂幸太郎原作「マリアビートル」のハリウッド映画化「ブレット・トレイン」
の予告編が公開されました。

本作は、新幹線に乗り合わせた殺し屋たちの任務と因縁が交錯する
ユニークなアクション・エンタテインメントの内容です。

主演のブラッドピットと他の殺し屋のアクションシーンが随所に見られますが
これは本当に新幹線の中で撮られたものか?との疑問がでてきます。

そこで今回はブレットトレインのロケは本物の新幹線で撮影したのか?
今までに新幹線でロケができた映画、ドラマがある?
新幹線を舞台とした映画は?

などについて調べていきたいと思います。

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ブレットトレインのロケは本物の新幹線で撮影した?

原作の「マリアビートル」では、東京から盛岡へと向かう東北新幹線を舞台に
5人の殺し屋たちがバトルを繰り広げる内容となっています。

外国人から日本を思い浮かべた時に”新幹線”は外せないモチーフのひとつとして
ありますが、どうやって撮影をしているのでしょうか?

実は、国内・ハリウッド映画のみならず、実際の新幹線でロケ撮影するのは困難
ということがわかりました。

今回の「ブレットトレイン」の撮影もカルバーシティのサウンドステージで
で撮影されています。

監督のでデヴットリーチがインタビューに答えています。

LEITCH:プレート素材を撮影し、それをLEDスクリーンに投影して
環境や場所を作成しました。そのため、仮想制作を通じてそれを行いました。

素晴らしいセットを作った素晴らしいアート部門がありました。

東京にいて、電車に乗っているような気分で、このクレイジーな世界
を移動しているような気分になります。とても楽しい乗り物です。

出典:DEAD LINE
「ノーバディ」プロデューサーのデヴィッド・リーチとケリー・マコーミックがボブ・オデンカークのアクションヒーロー・ボナフィデス、ブラッド・ピットのスタントマンから彼の「ブレット・トレイン」監督へのリーチの進化、そしてなぜスタント・パフォーマーにオスカーがいないのか?Q&A

なぜ新幹線での撮影はこれほど難しいのか?

撮影が難しい一番の理由は撮影規模と、撮影が及ぼす運行への影響がある
といいます。

またJRでも運行会社に多少の対応の違いもあります。

JR東海が管轄している東海道新幹線では映画やドラマの撮影許可が一切おりません。

JR東日本とJR西日本には、撮影に関する受け入れをしてくれる部署があり、
運行に支障をきたさないことを前提に許可してくれる場合があります。

ただし、人数は約15名以下や機材の持込もカメラのみ、照明はバッテリーライト
のみの制限があったり、撮影できる場所は東京駅はNGなど、いろんな制限があります。

もちろん、撮影内容で新幹線の破壊行為や列車内での殺人などに関しても制限
があります。

ちなみにハリウッド映画の場合、人数や機材の制限では最小限の人数でも30~40名になり、
移動車やクレーンを使用することが多いので、撮影に関しての許可はほぼ無理です。

今回、このブレットトレインの新幹線の中で描かれるシーンですが、ブラッドピット
ら殺し屋たちによる怒涛のアクションシーンが連続します。

主人公の殺し屋に次々と襲いかかる刺客は皆クセが強く、銃や刀を武器に列車内
で大暴れします。

現在58歳のブラッドが、体当たりで挑んだ壮絶アクションから目が離せません。

今回の新幹線は日本人が見たら「何?この新幹線?」
といわれるような設定です。

【ブレッドトレインの意味についてもっと知る】
ブレッドトレインの意味は?原作「マリアビートル」がどうして映画化に?

ツイッターでの感想も

とあるように、道頓堀、秋葉原を快走する新幹線となっています。

ユニークな日本としてあえて演出してありますので、そこを楽しんで観る
のが良さそうです。

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今までに新幹線でロケができた映画、ドラマがある?

先にも述べましたように新幹線でのロケはほぼ無理です。

しかしながら実はひとつだけ、撮影が許されたドラマがありました。

2021年12月15日から放送されていたドラマ「#居酒屋新幹線」なのです!

内容はサラリーマンが出張先でご当地グルメや地酒を調達し、帰りの新幹線で
堪能する物語で、新幹線内での食事シーンは実際の車両を模した空間を使用する
初の試みがなされました。

【新幹線でのご当地土産についてもっと知る】
ブレッドトレインの新幹線での到着駅とお土産は?

実は劇中に登場する車両は本物に見えるが、撮影は今作にのみ使用が認められた
〝特別な場所〟で行われていました。

JR東日本の協力のもと、椅子、テーブルなど実際の備品で新幹線E5系の内部を
完全に模した〝動かぬ車両〟をロケ場所に設定。

新幹線の内部は一般公開されておらず、映画やドラマの撮影に使用されるのは初と
なっています。

サンスポでも取材記事が載っていました。

新幹線を舞台とした映画はある?

近いところでは、昨年の12月に公開された「マトリックス レザレクションズ」

新幹線が富士山らしき山のふもとを駆け抜けて行っています。

2013年には「ウルヴァリン:SAMURAI」
で新幹線がでてきます。

ここでは時速300キロで疾走する新幹線での超絶バトルシーが描かれています。

日本映画においては2013年に公開された「藁の楯 わらのたて」

このシーンは世界で初めて台湾新幹線を使用して撮影された。

台湾新幹線の車両自体は、日本の新幹線700系とほぼ同じようです。

台湾高鐵(こうてつ)に異例の許可を得て新幹線全車両を貸しきりにする
規格外の演出でした。

*台湾高鐵(こうてつ)とは:台湾高速鉄道の略称。
台湾の台北市と高雄市を結ぶ民間の高速鉄道。

昼間は整備場内で車内の撮影が行われ、駅でのシーンは営業時間外の深夜に台南駅で敢行。

新幹線を一度逆走させてスタンバイさせ、再度ホームに入れるなど、徹底的にこだわり
抜いたことで臨場感あふれる映像が実現させています。

新幹線でのシーンは主にアクションシーンとなっている映画が多く新幹線での
アクションは日本を表すのに定番となっていきそうです。

ブレッドトレインの原作は伊坂幸太郎

ブレッドトレインの原作は伊坂幸太郎が2013年に出版した「マリアビートル」が
原作となっています。

伊坂幸太郎のプロフィールをご紹介すると

1971年 千葉県生まれ

1995年 東北大学法学部卒業

大学卒業後はシステムエンジニアとして普通の会社員をしていました。

文学賞に応募して

2000年 「オーデュボンの祈り」で、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、
作家デビュー

2004年 「アヒルと鴨のコインロッカー」で吉川英治文学新人賞

2008年 「ゴールデンスランバー」で本屋大賞と山本周五郎賞

2014年 「マリアビートル」で大学読書人大賞

2020年 「逆ソクラテス」で柴田錬三郎賞を受賞

伊坂幸太郎作品の魅力は、全体の構成と会話にあります。

物語の伏線回収や作品同士のリンクが特徴で、シリーズものではない作品も
繋がっていることや、読めば読むほど面白さが増していく構成が魅力の1つです。

伊坂幸太郎の作品で、殺し屋を描いた作品は屈指の人気シリーズとなっています。

「蝉」「蜜柑」「檸檬」「スズメバチ」「兜」などのコード名をもった、個性的な
殺し屋たちが登場し、軽快なセリフの数々と疾走感あふれるストーリーを味わえます。

「グラスホッパー」「マリアビートル」「AX アックス」の3作が、
通称 <殺し屋シリーズ>

毎回個性的な”殺し屋”が登場し、各作品は関連するものの続きの物語ではなく、
それぞれ独立した作品として楽しめます。

ブレッドトレインの日本公開は9月1日に

ブレットトレインの日本公開は9月1日に決定しています。

ブラッド・ピットとデヴィッド・リーチ監督の来日も決定しており、映画の舞台である
日本の観客の前でブラッド・ピットたちはどのような思いを語るのか、楽しみですね。

アメリカでは既に8月5日に公開され、週末3日間(8月5日~7日)で興行収入、約41億円
を稼ぎ、全米オープニングNo.1を獲得しています。

まとめ

今回はブレットトレインのロケは本物の新幹線で撮影したのか?
今までに新幹線でロケができた映画、ドラマがある?
新幹線を舞台とした映画は?

U-NEXT

について調べてきました。

海外の映画関係者の方より映画撮影に協力して欲しいとの声は多数ありますが
日本でそれが上手くいっていません。

逆にアジアの他の国、韓国や台湾などの近隣諸国は、ハリウッド映画をはじめと
した海外映画の大型プロジェクトの誘致を積極的に進め、大きな経済効果をもた
らしています。

いろんなことで日本は許可申請が難しいと日常でも感じるのでそういったところが
早く改善されてほしいものですね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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ダッチさん

ブログ歴1年5ケ月、206記事のアラフィフ親父。 1年目は収入0 最近になってブログが収益化できるようになってきました。 本業は保険の営業を27年間。 世の中のトレンドを中心にドラマや映画関連のことをブログに書いています(^^) 日々のブログの実践で実績があったことを含め、皆様方に役にたつ情報をツイートしていきます。

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