年末が近づいてきましたね。
大晦日といえば「紅白」というくらい、年の瀬の風物詩としてなじんで
いましたが、最近は事情が変わってきたようです。
歌手やアーティストにおいても、紅白に出場すれば一流アーティストみたい
な認識がありましたが、最近は自ら辞退する方も増えてきました。
先日も2年連続で出場していた“ヒゲダン”こと「Official髭男dism」が
出演を辞退しました。
そこで今回は出演依頼をうけたのに、出場を辞退しているアーティストの
辞退の理由を探っていきたいと思います。
Contents
紅白、出演を辞退する理由は何?
紅白はかつては歌手にとって勲章のようなもので、紅白に出場すれば知名度が
急上昇すると共に格が上がり、CDなどの売上が伸びたり、ギャラが跳ね上がる
など歌手にとっては良いこと尽くめでした。
視聴率も1963年に関東地区の世帯平均視聴率が81.4%を最高に、近年では
第1部が35%前後、第2部が40%前後で推移しています。
私も子供が小さい時は「紅白」を見ていましたが、だんだん大きくなっていくと
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」に変化しましたね。
紅白の視聴率が低迷している理由は「視聴者の高齢化」が挙げられていています。
そうなるとアーティストにとっても「紅白」に出場するメリットが少なくなって
きているようです。
さて、アーティストが出場を辞退する理由もいくつかに分かれますが
大きく分類すると以下の5つとなります。
1,紅白の番組自体に注文がある
2,ほかに仕事がある
3,家族との時間、プライベートを大切にしたい
4,出演に興味がない
5,意外な理由
では、それぞれの理由について、アーティストがどのように発言して
いるのかみていきます。
1,紅白の番組自体に注文がある
https://twitter.com/copenwingrod/status/1463520546478768128?s=20
また2006年につま恋野外コンサートを開催した時も
「今回、つま恋は、NHKさんの協力もあり大成功に終わり皆さんに
感謝しています。ただ、自分の中では、一つの通過点であり、振り返る
ことはせず、また、前に進んで行くことに集中したいという気持ちが強く、
今回は辞退させていただきます」と文書でコメントしています。
出展:Ryoma's Bar
吉田拓郎が紅白辞退していた
さすが拓郎さん、コメントも大御所の貫禄です!
Mr.Children「HANABI」 pic.twitter.com/obfvQK6KVq
— 沁み詩集。 (@shimiuta) November 26, 2021
度重なるオファーに対して、第59回NHK紅白歌合戦(08年)に初出場。
これは同年に開催された「北京オリンピック」中継のテーマソングで
Mr.Childrenの「GIFT」が採用されたからだと言われています。
それと昨年にも出場していて、これは嵐の櫻井翔との対談のなかでの会話で
「これまで通りの活動を続けていては若い世代のミュージシャンに負けてしまう」
という思いがあると推測されています。
これだけみると「紅白」への出演の価値はまだまだ通用するのではないかと
感じられます。
2,他に仕事がある
https://twitter.com/ahashi112233/status/1462781555391168517?s=20
ただ、一度だけ1990年の第41回の紅白には出場しています。
この時はアメリカからの生中継だったようで、NYで基本、活動している
久保田さんであれば、中継すれば、今後もスケジュール次第では参加
できる可能性もありますね。
3,家族との時間、プライベートを大切にしたい
https://twitter.com/wakui2021/status/1462249859356839946?s=20
実は彼がTV出演しないのには理由があります。
例えば、ファミレスに行く等、ごく普通の家族のように暮らしていきたいと
の想いをもっています。。
顔が知れてしまったら「山下達郎だ!」と騒がれるでしょう、そういうのが
嫌なのだそうです。
4,興味がない
来週再来週はスピッツテレビ出演を見守るという大イベントがあります。ドキドキしている。 pic.twitter.com/KFK9T4ZX02
— かさご (@Wander8823) November 27, 2021
スピッツが紅白出場を固辞する理由のひとつに、ボーカルの草野マサムネ
のテレビ嫌いがあるのではとささやかれています。
かつて、「HEY!HEY!HEY!」という番組に出演した際には、
「カメラがたくさんあって、どこを見たらいいか分からない」
と発言したり、ライブのステージでも、
「もう、テレビは(出なくても)いいですよ」
といったように、テレビは苦手だという趣旨の発言をしています。
ですので、もしかするとテレビ生出演を克服できると、今後出演も
できる可能性は多少あるのかもしれません。
5,意外な理由
紅白出場を断ったアーティスト
井上陽水さんは、『恥ずかしいから』といって、オファーを受けたことがありません。#NEWSポストセブン #芸能記事 #紅白歌合戦 https://t.co/VPILyzsJtx pic.twitter.com/CLmzSzkUyQ
— NEWSポストセブン (@news_postseven) November 26, 2021
いい大人で音楽活動をしている井上陽水が「恥ずかしい」とはなんとも
お茶目ですが、あるインタビューにおいてこう発言がありました。
《大体、人前で歌うってことが恥ずかしい。人前に自分をさらす職業に、
たとえばストリッパーというのがあるでしょう。肉体を全部見せてしまう。
対極にあるのが野球選手とかね、これは技術見せるだけ。
音楽でもキーボードやギターってのは野球に近い感じがするけれど、
歌手はストリッパー寄りじゃないかな。声は肉体ですからね。
見る人が見たら、あ、この歌い手はゆうべセックスしたな、なんてすぐバレる》
(『ぴあ』1993年9月21日号 )
出展:文春オンライン
70歳になった井上陽水。「紅白は恥ずかしい」発言とは何だったのか?
紅白に出演しないアーティストは大晦日は何をしている?
有名なのは
実際のおせちをつくっているかの話は詳細がつかめませんでした。
2018年の平成の締めくくりは二人がどう過ごしていたかですが、、、
先ずは松本孝弘ですが
ハワイでコンサート観たりとかしてゆっくり過ごしていたようです。
稲葉浩志の方は
東京にいて紅白を見たのちジャニーズのカウントダウンを見て年越し
してたようです。
稲葉さんに関しては一般の方と同じような年の瀬の過ごし方ですね。
では、逆に紅白への出演を快諾するアーティストもいますが、
その出演の理由はいかなるものなのでしょうか?
紅白、出演要請をされて快諾した理由
今年はNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」でヒロインの1人を
演じる上白石萌音やSnow Man、KAT-TUN、布袋寅泰ら計10組が初出場
いたします。
「ことしは私にとって大きな1年で、とても充実した1年でした。
この1年の締めくくりとして紅白歌合戦という歴史あるステージに
立たせていただけること、大変光栄に思っています。
お仕事を始めてからの10年間に出会った方々への感謝を込めて、
思いをたくさん込めて大切に歌わせていただきます」
と思いを語っています。
https://twitter.com/nhk_kouhaku/status/1461661930280599555?s=20
「15周年の集大成、紅白のステージでぼくたちの思い、そして皆様への
感謝の思いを精一杯届けたいと思います!」
と、初めての選出に喜びのコメントを発表しています。
出展:NHK WEB
【詳細】紅白歌合戦 初出場10組のコメント 全組紹介
やはりこれだけの大物アーティストが一挙にそろう場というのは
なかなかないので、出場するメンバーも力が入るのも当然でしょうね。
まとめ
今回は出演依頼をうけたのに、出場を辞退しているアーティストの
辞退の理由をみていきました。
ちなみに今回の紅白のテーマは「Colorful~カラフル~」です。
公式ページによれば、このテーマにはコロナによって彩りの欠けた日々から
「世の中を少しでも彩りたい」という思いと、
「多様な価値観を認め合おう」というメッセージも込められているといいます。
世の中が「男女対抗形式の企画」というものに対して変化を求めて
きている状況ですね。
全てのアーティストに受け入れられる企画自体はないと思いますが
視聴率が40%いく番組というのもそうありませんので、実家で母と一緒に
紅白を観ながら過ごす私にとっては、頑張ってほしい番組です!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。