吉野家、外国籍理由で採用をしていないのか?応募者ツイッターで発覚!

吉野家でまた不祥事が起きました。

大手牛丼チェーン「吉野家」の採用説明会に応募した学生が外国籍だと
勘違いをして、説明会参加を拒否していたことが、応募者のツイッターで
発覚しました。

この事態に吉野家は会社の非を認め謝罪しました。

吉野家って海外進出しているけど、外国人の採用はしてないのか?
疑問がわきますよね!

そこで今回は吉野家は外国籍理由で採用をしていないのか?
不祥事は応募者のツイッターで発覚?
コンプライアンスへの取組み

などについてまとめてみたいと思います。

吉野家、外国籍理由で採用をしていないのか?

吉野家のホームページで外国籍社員の採用について確認をすると、2015年より
積極的な採用をしていて、現地採用や国内留学生の採用と合わせて、20名以上の
外国籍社員が働いていることになっています。

多様性をもたらす外国籍社員の働き方

また新たな価値観や発想を吉野家に取り込むことで、社内にさまざまな意識改革を
もたらしてくれることを期待していると書いています。

ということは採用実績は既にあるということになります。

では今回の採用説明会において参加を拒否した理由はどこにあるのでしょうか?

「吉野家では『ダイバーシティ』をキーワードとし、組織の活性化を目的に
外国籍社員の積極的な登用を続けており、国籍を問わず、将来的な幹部候補
として中長期的な教育に基づいた雇用を主としています。

従って、吉野家のこの方針に最も沿うと考える技術・人文知識・国際業務に
よるビザの取得を前提とすることを採用対象の条件としております。

但し、技術・人文知識・国際業務によるビザの取得は非常に困難であり、
内定取り消しをせざるを得なくなったことが一定程度ございました。

ビザの取得をできず内定を取り消された方の心象を慮るあまり、
外国籍の方は新卒の会社説明会のご応募をいただいても参加をやむなく
お断りしておりました」

出典:J CASTニュース
吉野家、採用説明会で「外国籍お断り」 応募者の告発で発覚

今までも外国籍の方を内定はだしたが、ビザの取得ができないと不法就労に
なるため、最終的には採用を断っているケースがあるようですね。

説明会への参加を断っていたことについて、吉野家の外国籍の方の採用に関して
説明が不足していることを認め、今後の応募者に対してわかりやすい採用活動に
努めていくとコメントを出しています。

【企業の経営問題についてもっと知る】
「いきなり!ステーキ」業績不振で料理用手袋を片手だけに?指令の理由は?

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不祥事は応募者のツイッターで発覚!

この不祥事が朗かになったのは、採用説明会に応募した学生がこの内容のことを
5月3日にツイッターに投稿したからです。

吉野家の採用担当から送られてきたメールは以下の内容となっています。

株式会社吉野家の「説明会ご予約の件」とのタイトルとしたうえで、吉野家に
関心を持ったことに感謝をつづり、説明会に予約した件で連絡したとした。

続いて、投稿者の予約について、次のような文面になっていました。

「外国籍の方の就労ビザの取得が大変難しく、ご縁があり内定となりました
場合も、ご入社できない可能性がございます。

従いまして、大変申し訳ございませんが、今回のご予約はキャンセルと
させていただきますことをご了承ください」

最後に、投稿者が素晴らしい企業などと出会って、社会人として活躍する未来を
社員一同が願っていると結ばれています。

実際のツイッターへの投稿は以下のようなものです。

このメールに対し、投稿者は、自身は日本で生まれ育った日本国籍の
ハーフだとして、説明会を一方的にキャンセルするのはどうなのかと
不快感を露わにしました。

このことが朗かになったことでツイッター上では

・「生娘をシャブ漬け」に続く不祥事
・外国籍社員排除であれば社会問題です。
・今度は「外国籍お断り」で非難殺到…経営陣が怯える “シャブ漬け騒動”
超えの不買運動

などの声が挙がっています。

【吉野家の「生娘シャブ漬け発言」その後についてもっと知る】
吉野家、社会人向けの講座の受講生、抗議の署名提出!その理由は?

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この不祥事に国の対応は?

外国籍社員の雇用に関して、厚生労働省も指針で求人申し込みなどについて
国籍による条件を付すなど差別的取扱いをしないよう十分留意することと
明言しています。

厚労省の外国人雇用対策課では取材に対して以下のように答えています。

「どういう事情で書かれたのか確認しないと何とも言えませんが、
もし事実ならば、公正な採用選考の考え方に反している可能性があります。

学生などから相談があれば、こちらでは各都道府県の労働局が対応する
ことになります」

出典:J CASTニュース
吉野家、採用説明会で「外国籍お断り」 応募者の告発で発覚、本社が認める…厚労省「公正な採用選考に反する可能性」

厚生労働省が本年度にだしているパンフレットにも

「国籍で差別しない公平な採用選考を行いましょう。

日本国籍でないこと、外国人であることのみを理由に、求人者が採用面接など
への応募を拒否することは、公平な採用選考の観点から適切ではありません」

外国人を雇用する事業主の方へ

とのことが明記されています。

この見解に対して吉野家は厚労省の見解を自社では判断できる立場では
ないので、回答を控えるとしています。

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外国人労働者問題の本質はどこ?

実は吉野家はこのような措置を2021年1月ごろから取っていました。

時期的にはコロナ禍で入国制限が厳しくなっていた時期と重なります。

実際、外務省は2020年、ビザ発給件数は前年比87%減の112万件に激減したことを
明らかにしています。

この問題は飲食業のように、人手に依存する構造の企業にとって、労働力の減少に
どう向き合うのか、また日本の経済を持続可能にするために、外国人労働者を
どう受け入れていくのかという外国人労働者問題に突き当たるのです。

実際に外国人労働者と一緒に働いた日本人スタッフへのアンケートがあります。

それによると

■メリット
・単純な作業も一生懸命に聞いて仕事をしてくれる
・留学を終えて帰国する際に、後任の留学生を探してきてくれ、
バトンタッチによる採用ができる
・海外からのお客様に細かいサービスが提供できる
・日本人スタッフが海外のお客様への対応を学べる
・コミュニケーション能力が高いため、リピーターのお客様をつけやすい

■デメリット
・どんな状況でも定刻で帰る
・宗教の理由で賄いに制約がある
・一旦帰国すると長期離脱してしまう
・勤務中=プロという意識が日本人に比べて低い
・自己主張が強い

出典:飲食店リサーチ
飲食店の人手不足問題、外国人労働者は救世主となるか? 複数のアンケートを分析

となっています。

総評としては外国人労働者受け入れに関して、約8割がメリット有と回答、
一方で7割が難しさを実感しています。

外国人の採用は避けてとおれないので、あとは受け入れ方を改善していく
ことが今後も必要とされるでしょう。

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吉野家はコンプライアンスへの意識が低い?

性差別的な「生娘シャブ漬け」騒動に続き、今度は外国人差別的な不祥事が
起こった吉野家のコンプライアンスはどうなのでしょうか?

吉野家のコンプライアンスについてはホームページにしっかりと掲載されています。

吉野家コーポレートガバナンス

それにも関わらずこういった不祥事が続くということは、形式上だけの
ものとなっている可能性が高いですね。

今回の問題となったメールにおいては、企業メールにもかかわらず、
相手を〝さん付け〟で呼んでいたり、句読点や改行の位置がおかし
かったりといった違和感のある文面であったため、本当に採用担当者
からのメールか?との疑惑もありました。

ところが吉野家は正式に

「学生への説明や確認が不足していた。説明会に応募した学生には
誠に申し訳なく思っています」

として謝罪しています。

今後はしっかりと社内教育を再度、徹底的に行う必要があるでしょう。

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まとめ

今回は吉野家、外国籍理由で採用をしていないのか?
不祥事は応募者のツイッターで発覚?
この不祥事に国の対応は?
外国人労働者問題の本質はどこ?
吉野家はコンプライアンスへの意識が低い?

についてまとめてみました。

吉野家といえば

「うまい、はやい、やすい」

の三拍子が揃った牛丼チェーン店で、私も一番お世話になったお店です。

創業当時からチェーン化の第一歩として組織づくり・人材育成に取り組んできた
吉野家であると思いますので、初心に戻ってお客様に支持される企業文化を
取り戻して欲しいと願います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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