キンタローの記事にみられるヤングケアラーの実態とは?どんな支援がある?

大人が担うような介護や家事の責任を負っている子どもは「ヤングケアラー」
と呼ばれていますが、日本では、まだ実態は把握しきれていません。

国の定義では、ヤングケアラーとは家族の介護や身の回りの世話を担う
18歳未満の子どもを指しています。

学校に通いながら家事、介護、家族の感情面のサポートを担う必要があり
近年、大きな社会問題となってきています。

ではこのヤングケアラーの存在にどうやって気付いて、どうやって支援したらいいの?
と疑問に思う方も多いかと思います。

そこで今回はキンタローの記事にみられるヤングケアラーの実態とは?
どんな支援があるの?
私達がお手伝いできることは?

などについて調べていきたいと思います。

キンタローの記事にみられるヤングケアラーの実態とは?

キンタローの記事とは3月20日「YAHOO JAPAN ニュース」にでた以下の
記事のことです。


キンタロー。さん、26歳からの父親介護経験を振り返って|STORY

キンタローが父親の介護のお世話をしていたのは26歳の時です。

最少はデイサービスを利用していましたが、他の利用者の方と喧嘩になって
施設を利用できなくなります。

「市役所には何度も相談に行きましたが、父はまだ60代で身体障害はなく、
見た目は元気。

介護度判定の際も、なんでもできると答えてしまうので、要介護度が低く、
どんなに説明してもサービスを受けられないんです。

誰も助けてくれない、という恐怖を感じました」

上記のように誰に相談すればいいのかわからないといったケースが増えて
います。

自分がしんどい時にひとりで抱え込まずに周りへ相談することが大事だと
いいます。

あきらめなければきっと解決の方法がみつかるはずです。

キンタローは自分の体験をとおして、同じような状況にいる方をメディアを
とおして励ましたいと思っているようです。

このヤングケアラーが社会問題として認知されるようになってきたのは
2015年ごろからなのです。

2015年以降、新潟県南魚沼市や神奈川県藤沢市など、いくつかの市町村で、
小中学校や特別支援学校の教職員にアンケート調査を行って、ヤングケアラーの
存在が確認されるようになりました。

しかし、家族のプライバシーにかかわる問題であることから、教職員もどこまで
踏み込んでいいのか迷うところもあり、実態の解明が十分進んでいるとは言えません。

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どんな支援があるの?

国が昨年度実施した初の全国調査は、中高生が対象。

その調査によるとおよそ20人にひとりがヤングケアラーという結果が
昨年4月に公表されました。

こうした結果を踏まえて国が4つの支援策をまとめています。

1,早期把握
2,相談支援
3,家事育児支援
4,介護サービスの提供

ではひとつひとつ詳しくみていきましょう。

・早期把握

たとえば学校では、学校を休みがち、忘れ物が多い、宿題ができないことが
多いなどの兆候をつかみます。

こうした子どもの状況の背景に、家族の世話や介護があった場合はスクールカウンセラーや
ソーシャルワーカーと連携し、自治体が提供する福祉のサービスにつなぐことなどが
想定されています。

早期把握をするための確認シートがあります。
ご参考とされてください。

参考資料:「ヤングケアラー」の早期発見のためのアセスメントシート

・相談支援

実態調査では、ヤングケアラーの6割以上が、誰かに相談した経験がないと答えました。

このため家族の世話や介護を経験した人などが、対面だけでなく、SNSなど
オンラインで相談を受け付ける取り組みを進めています。

また、子どもたちの相談にのるスクールカウンセラーやソーシャルワーカーの
配置を支援して、相談機能を強化しています。

全国では日本財団が運営している「ヤングケアラーズ探究プログラム」があります。

イギリス発のプログラムで、 ヤングケアラーが家族のさまざまな課題に対応する
柔軟なメンタルを育てる内容で構成されています。

出典:Carer Action Network

ちなみに私が住む福岡でも専門の相談のダイアルを設置しています。

092-982-0073
月曜日~土曜日:10~18時まで、土曜日は17時まで
(水曜日、日、祝日は休み)

・家事育児支援

国は新たにヘルパーを派遣することで家事・育児を支援するなどの事業を始めます。

・介護サービスの提供

同居する家族に病気や障害があるなどして治療や介護が必要な場合、子供が
家族の介護のお世話をしていることで、介護サービスを利用する必要がないと
判断されるケースがあります。

このため、子どもが主に介護を担っている家庭には子どもによる介護を前提と
せず、在宅むけの介護サービスの提供を十分に検討するよう、自治体や関係団体
などに周知することになりました。

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私達でもお手伝いできることは?

ヤングケアラー問題では周囲の大人が能動的に察知して発覚するケースは比較的
少ないのです。

ですので、事前に危機のときのプランを子どもと共有しておくというのはいかが
でしょうか?

例えば子供が日常的に行く習い事のところ(水泳、学習塾、英会話教室、音楽教室
習字教室、体操教室、ダンス教室、サッカー)

などの指導者の方、関係のある大人の方、PTAの方にこういったことを告知して
下記のような「こまったときカード・きんきゅうのときカード」を配布しておく
などの準備をしていると、なにかあった時にそのことを思いだしてもらえるのでは
ないかと思います。

どんなことが子供にとって役立てるかはわからないですが、日常に接点の
ある子供たちに常に声掛けして、何かあったときに話せる大人としての
立ち位置を築くことがが大事なように思えます。

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まとめ

今回はキンタローの記事にみられるヤングケアラーの実態とは?
どんな支援があるの?
私達がお手伝いできることは?

について調べてきました。

始まったばかりのヤングケアラー支援。

子供たちを支援するにはヤングケアラーと対話できる関係性をつくることが
必要です。

その為には子供にとって楽しい大人だと思ってもらうことが大きいようです。

いつも笑顔で元気な大人でありましょうね!

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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