キングダム漫画は中国での人気・評判がイマイチは本当?その理由は?

待望の映画、キングダム2の映画公開が7月15日に迫りました。

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キングダムは中国の春秋戦国時代を舞台に、下僕の身ながら天下の大将軍を
目指す信と、後に始皇帝となる秦王・政の活躍を描く物語です。

テレビアニメ化、実写映画化され、最新65巻までの累計発行部数は、9000万部
を突破しています。

そんな大人気の漫画ですが、中国においては人気・評判がイマイチ
なのです。

その理由がなぜか?
気になりますよね。

そこで今回はキングダム漫画は中国での人気・評判がイマイチなのは本当?
中国人の漫画家が原作を絶賛しているのはなぜ?
世界での人気・評判は?
日本の漫画家が描いた中国の歴史漫画は他には?

などについてまとめていきます。

キングダム漫画は中国での人気・評判がイマイチは本当?その理由は?

実はキングダム漫画は中国ではあまり人気がありません。

その理由としては3つ。

1,中国史への認識の違い
2,絵やアニメの作風が馴染まない
3,歴史での始皇帝・信に人気がない

中国史への認識の違い

中国では自国の歴史を扱った海外作品に対する抵抗感が昔からあります。

これが「パリピ孔明」のようなぶっ飛んだ作品なら逆にウケたりしますが、
キングダムは概ね史実に基づいた物語。

ツイッターでも

中国でキングダムが不人気なのにパリピ孔明が人気急上昇してるのなんで!?
…って思って調べたら大体こんな理由で笑った

・三国志の方が人気だし知名度高い。
・オリジナル要素より歴史に忠実であるかが大事。
・でも孔明ならありえそう。
・孔明なら仕方がない。
・孔明ならやりかねない。

といった投稿があります。

中国戦国時代を背景にしたマンガであるキングダムは、史実に基づいた
ストーリーではあるものの、考え方、中国歴史にの認識などについて、
多少なりとも中国の人と違う部分もあります。

逆の立場なんだかであればこのことがよく理解できると思います。

想像してみてください。

日本の徳川家康を主人公にした海外のアニメがもしあったとしたら
なんかちょっと変な感じがしますよね?

ストーリーとしては楽しめるが、なんだかしっくりとこないと言われています。

絵やアニメの作風が馴染まない

中国人の多くの人はキングダムの絵のスタイルがあまり好きではないので、
漫画の内容もあまり読みたくないという人が多いようです。

日本では白黒がメインであるのに対し、中国では色が鮮やかなカラーの
「彩漫(カイマン)」が人気です。

また、1~2分程度で読める「条漫(タオマン)」も浸透しています。

要はスマフォを使って気軽に読める漫画です。

中国人のマンガファンは、見た目がきれいな絵が好きで、白黒より、カラーの
漫画の方が受けがいいため、キングダムの画風があまり人気がないのでしょうね。

歴史での始皇帝及び信に人気がない

始皇帝は歴史上初めて中華統一を果たしましたが、中国では暴君としての悪い
イメージが定着しています。

そのため、他の歴史上の英雄と比べて人気がないといいます。

また主人公の信がその始皇帝に仕える人物というのも大きく影響しています。

ちなみに、主人公、信のモデルは実在した秦の将軍、李信ということがわかっています。

秦王政に仕え、諸国の統一に貢献した人物です。

この信について中国人の若い方は全く知らない人が多いです。

なのでこの信についてはキングダムの作者原先生が想像して創作して人物像
だといえます。

このキングダムのなかで中国人に馴染のある人物といえば王翦(おうせん)
と李牧(りぼく)となります。

この二人のどちらかを主人公にしていたら、もしかしたら中国で人気がもっと
でたのかもしれませんね?

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中国人の漫画家が原作を絶賛しているのはなぜ?

中国で大ヒットしたマンガ「蔚藍50メートル」などの作品を手がける漫画家の
香草躲雨(シャンツアオドユ)さんはキングダムが成功した理由として

「テーマとストーリー」

を挙げます。

「日本は中国の古代研究もしっかりしているので、歴史をテーマに
できる条件が整っています。

マンガでも多くの人物や物語は史実に近く、ストーリーもよくできています。

第1話から人を引きつける力があり、マンガの世界観、人物のストーリーや、
関係図などが明解です。

主人公への興味を引き立てる工夫がしてあります。」

出典:withnews
中国人の漫画家が認めた『キングダム』のすごさ「史実に近い物語」

と評価しているのです。

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キングダム漫画、世界での人気・評判は?

海外ではアニメの英語版が出ているものの、単行本漫画などの英語版は販売
されておらず日本に比べると認知度は低いようです。

それでも根強いファンが多くいるようです。

一部ファンの声を紹介すると

この漫画は非常に病み付きになる。
私にとっては青年漫画ではナンバーワン。
全ジャンルの漫画の中でもトップ3に入る。

ある友人が私にキングダムのことを教えてくれてアニメを見るように
なりました。

それからは、驚いたり楽しんだりすることの連続で、深夜2時まで毎晩
夜更かしするようになりました。

キングダムはもっと賞賛されるべきだ。
私のためにも英語版をリリースしてほしい。

キングダムは私の漫画、ベスト5の一つです

とのコメントがみられました。

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中国の歴史漫画、おすすめ3選

キングダムは中国の春秋戦国時代を描く物語ですが、他にも中国の歴史を
テーマにした漫画がありますので、今回はおすすめの3選をご紹介します。

三国志(さんごくし)

三国志は西暦180年から280年頃まで中国国内での国同士の争いを
描いた作品です。

本作の主人公は劉備玄徳(りゅうびげんとく)です。

横山光輝の代表作の一つで、吉川英治の小説「三国志」を基調に独自の解釈
を織り交ぜて、数々の英雄たちか駆け抜けた時代の興亡史が描かれた世代を
超えて受け継がれる作品。

この作品によって横山光輝は、第20回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞しています。

2020年5月時点で累計発行部数は8000万部を突破しています。

蒼天航路(そうてんこうろ)

中国の後漢末期から三国時代の英雄曹操を最も人に興味を示した英雄として
主人公に据え、新しい解釈のもとで三国志の世界を描いた長編大作です。

李學仁(イ・ハギン)(原作・原案)、王欣太(きんぐごんた)(作画)に
よる作品です。

第22回講談社漫画賞一般部門を受賞。

2017年2月時点で累計発行部数は1800万部を記録しています。

墨攻(ぼっこう)

紀元前403年に晋が韓・魏・趙の三国に分裂してから、紀元前221年に秦が
中国を統一するまでの期間を描く。

戦乱の中国を舞台に、”墨守”という故事で知られる戦闘集団”墨家”の
天才戦術家・革離(かくり)の活躍を描いた作品です。

原作は酒見賢一の歴史小説。
作画は森秀樹。

第40回小学館漫画賞受賞。

2006年に映画化されカンヌ映画祭にも出展されました。

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まとめ

今回はキングダム漫画は中国での人気・評判がイマイチなのは本当?
中国人の漫画家が原作を絶賛しているのはなぜ?
世界での人気・評判は?
日本の漫画家が描いた中国の歴史漫画は他には?

についてまとめてみました。

キングダム漫画は史実に基づきながら、主人公については創作の部分も
多くあります。

漫画としては凄く楽しめる内容となっていますので、これをもとに中国人の
方との歴史談議ができれば最高ですよね。

漫画や映画をとおして、世界の人々が繋がっていけることを今後も期待しています。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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