早川千絵監督のプロフィール!是枝監督もカンヌでの快挙を祝福!

早川千絵監督が第75回カンヌ国際映画祭にて、カメラドール スペシャル
・メンション(特別賞)を受賞しました。

*スペシャルメンションとは:受賞作品に準ずる作品、監督に授与されるもの。

日本映画においては、1997年に河瀨直美監督が『萌の朱雀』でカメラドールを
日本人監督として初受賞してから、25年ぶりの快挙となり、日本人監督が本賞を
受賞するのは初となります。

是枝監督もカンヌでの快挙を祝福しました。

早川千絵監督がどんな経歴をもった監督か気になりますよね!

そこで今回は早川千恵監督のプロフィール
是枝監督との繋がり

などをまとめていきますね。

早川千絵監督のプロフィール!

名前:早川千恵(はやかわちえ)
生年月日:1976年8月20日(45歳)
出身:東京都
最終学歴:NY美術大学School of Visual Arts卒業

受賞歴
・2014年に短編『ナイアガラ』にて第70回カンヌ国際映画祭
シネフォンダシオン部門に入選
・ぴあフィルムフェスティバル(グランプリ)
・ソウル国際女性映画祭(グランプリ)
・ウラジオストク国際映画祭(国際批評家連盟賞)
・2022年カメラドール(新人監督賞)スペシャルメンションを受賞

早川千絵監督は、幼少の頃から写真に興味を持っていて、中学生の頃には
すでに映画監督になりたいと思い始めていました。

NY美術大学では写真を学んでいます。

大学卒業後、現地の日系テレビ局でアシスタント業務を約1年間経験。

その後帰国し、WOWOW映画部に業務委託で勤務しています。

勤めながらいつかは映画監督への夢を持ち続け、2012年「今やらなきゃ!」
と思ったそうで、一念発起して東京にある「ENBU ゼミナール」に入学します。

ENBUゼミナールは映画と演劇の学校で、週3回、夜の勉強と土曜の2時間半、
映画監督について学んでいました。

家族は画家の夫と子供さんが2人です。

「ENBU ゼミナール」に入ったのは子供を出産したあとのことです。

仕事も子育てもしながら通い、課題等もたくさんあるので、相当大変だった
学生生活だったことでしょう!

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是枝監督もカンヌでの快挙を祝福!


今回の受賞となった映画は「PLAN75」

この映画は是枝裕和監督が初めて総合監修を務めたオムニバス映画
「十年 Ten Years Japan」

の1篇を、早川監督が新たに構築してオリジナル脚本を手掛けました。

超高齢化社会に対応すべく、75歳以上が自ら生死を選択できる制度<プラン75>
が施行され、その制度に大きく翻弄される人々の姿を描いています。

授賞式の前に早川監督と話す時間があったという是枝監督は

「長編デビューでここ(カンヌ)に来られて、本当に素晴らしい
スタートだなと。

心からおめでとうを伝えました。

きっと彼女はこれで、学生部門で(カンヌに)来て、長編デビューで
受賞して、このあとコンペが待っているという形だと思います。

去年、濱口(竜介)さんが(脚本賞などを)獲って、今年早川さんが
こういう形で続いていくというのは日本映画にとってもいい流れだな
と思います」

出典:Drama&Movie
是枝裕和監督、カンヌで新人・早川千絵監督の快挙を祝福「日本映画にとってもいい流れ」

と、次世代を担う者たちにエールを送っています。

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早川千恵監督の受賞に対しての想い

彼女が2008年に日本に帰国したときに、”自己責任論”という考え方が広がって
いることに違和感を抱きました。

今の日本には、メディアの刷り込みなどもあり、老いが孤独や貧困などと
結びつけられ、年を重ねることに対してネガティブなイメージが強まり、
常々生きづらさを感じていたといいます。

“価値のある命”と“価値のない命”という思想がもたらす、他者の痛みに鈍感な
社会が行きつく先は何なのか?

かっての日本は長寿は祝われるものでした。

死をもが合理的に操作され、生が軽んじられることへの問題提起はこの
映画の重要なテーマなのです。

この想いを映画で表現したいと考えた早川監督は、年齢で命の線引きを行う
<プラン75>というアイデアを思いつき、この作品を作り上げました。

今回の受賞に対して早川千恵監督は

「すべての映画監督に最初に撮る1本目の映画があります。

誰にとっても最初の1本目というのは思い入れが深く、特別なものだと
思うのですが、私にとっての特別で大切な1本目の映画をカンヌに呼んで
いただき、評価してくださって本当にありがとうございます。

「PLAN 75」という映画は今を生きる私たちに必要な映画であると言って
くれた方がいました。

その言葉が心に深く響いています。」

出典:otokoto
長編映画デビュー作 映画『PLAN 75』が第75回カンヌ国際映画祭受賞!

とコメントしています。

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早川千恵監督の受賞に対しての評価とSNSの声

現地メディアや映画評論家等からは

「表面上は穏やかに見えるが、不必要と見なされた人々を見捨てる社会に対して
しっかりとメッセージを伝え、観る者の心をざわつかせる」

「倍賞千恵子の演技は、間違いなく観る人の琴線に触れるだろう」

「繊細な脚本と、それを見事に体現したすばらしい演技で、日本映画として今年の
カンヌ映画祭に立派な足跡を残した」

「強烈な余韻を残すが、何よりも物質主義的な現代において、いかに生死と向き合う
べきか、疑問を投げかけてくる」

SNSでは

カンヌでも高評価の早川千絵監督の初長編『PLAN75』。

超高齢化の末、75歳以上の高齢者が自ら死を選ぶ制度「プラン75」が施行
された近未来の日本。

「死」で国に貢献すべきという同調圧力の中、いかに生きる場所を見つけるか
という切実なテーマの物語です。

選挙前に国のあり方を見直す良い機会かもです。

「次世代の黒澤は私と言っても過言ではない」などと豪語していた
河瀬直美は何を思うか。

彼女が思うよりずっと世間は暴力を嫌っている。

今後は新しい人の時代になっていくだろう。

楽しみだ。

といった声が挙がっています。

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まとめ

今回は早川千絵監督のプロフィール!
是枝監督もカンヌでの快挙を祝福!
早川千恵監督の受賞に対しての想い
早川千恵監督の受賞に対しての評価とSNSの声

についてまとめてみました。

2021年のカンヌ国際映画祭において、濱口竜介監督が「ドライブ・マイ・カー」
で日本映画初となる脚本賞を受賞しましたね。

【ドライブマイカーについてもっと知る】
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こういった形で日本人の映画監督が活躍することは素晴らしいことですね!

最近は韓国映画が「イカゲーム」で世界的ヒットになりましたが、日本は
日本独自の良さや問題点を今後も世界にアピールできることを期待しています。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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